今回はJayfi社より提供していただいたカナル型イヤホン「JEB-101」をレビューしていこう。
このイヤホンは以前から発売されていた「JA40」の後継、進化版と言える存在で性能などもパワーアップしている様子。これは期待できそうだ。
外観

外箱はこのような感じ。

開けてみるとこのようになっていた。
内容物



箱の中身はこのような感じ。
- イヤホン本体
- 外箱
- 収納袋
- イヤーピース(三種)
- ウレタン製イヤーピース
- クリップ
- 取扱説明書
イヤーピースの付属は大抵のイヤホンにも見受けられるが、袋さらにはウレタン製の低反発イヤーピース付きなのは驚いた。これは好印象。
遮音性に優れ、音をより聴くことができる。シリコン製に比べて高価。
イヤホン本体

イヤホンには企業ロゴである「J」が刻印されている。おしゃれ。

ここにも。


通話ON/OFFボタンにマイクもついている。ボタンでは他にも曲の再生や停止も可能。実用性は高め。
コードが硬く耐久性が高いように思えた。プラグも斜めになっており引っかかりによる断線なども防げそう。ポケットに入れておくときなどに助かる設計だ。
特徴
このイヤホンの特徴はアルミでできたハウジング(本体部分)だろう。これにより耐久性に優れている。
売りは重低音のようで、実際使用していても低音域を快適に聴くことができた。他の音域もまあまあいい感じ。ただ静かな環境で集中して聴いてみるとどこかこもったような印象を受けた。
「カナル型ノイズキャンセリングイヤホン」と銘打ってあるので低反発イヤーピースとともに使用してみると、確かに外からの音は結構遮断されていた。カナル型イヤホンということでタッチノイズも”シュア掛け”することでほとんど感じない程度。元々タッチノイズはコードが硬いので小さめなのだが。
最後に
総括すると、値段の割には高級感もあり使用してみた感じもいいイヤホン。100%で音楽を聴けるかといえば頷くのは難しいものの、同価格帯のイヤホンで比べれば良い意味で値段不相応な印象。
全体的な音量は大きいように感じた。音量を小さくして再生するより大きめにして再生すると音質良く聴こえる気がした。小さくするとどうしてもこもった感が目立ってしまう。
音がこもったように聴こえてしまうのもこの「JEB-101」を「外出用」と割り切ればそこまで気にならないように感じた。まあ、これについてはエイジング(慣らし)を行っていけば解消されるのかもしれない。
環境を整えて音を再生しているわけではないので詳しい音域についての解説などは出来ないが、個人的にはそこまで低音域以外が犠牲になっている印象は受けなかった。この価格帯で低音重視を謳っている商品は他の音域がダメダメ……なんてこともあるので、良いのでは。
出先でイヤホンを使いたいときなんかにはこの「JEB-101」はおすすめ。もちろん室内用でも十分に使えるイヤホン。狭いイヤホン経験しかないのだが、値段を考えると、背伸びすることなくこの音質が聴けるイヤホンというのは少ないのではないだろうか。