VirtualBoxに匿名性OS「Qubes OS」をインストールする方法

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昨今、情報セキュリティについては、結構多くの人が関心を持ってきたのではと思います

情報セキュリティに関する知識が乏しいと、あっという間に騙されてしまうような世の中です

そんなセキュリティ意識を高めるためにも、ぜひ使ってみたいOSがあります

それが「Qubes OS」です

今回はこの「Qubes OS」とは何なのか、またこれをVirtualBoxにインストールして運用する方法を紹介していければと思います

「Qubes OS」とは

まず、「Qubes OS」とは一体どのようなOSなのでしょうか

「Qubes OS」はセキュリティに特化したデスクトップOSであり、ウイルスからPCを保護したり、プライバシーの保護にも役立つOSです

「Qubes OS」は先日紹介した「Tails」と同様、すべての通信がTorを介して行われます

「Tails」のインストール方法を解説。面白い使い方とは?

2018.06.03

また、最大の特徴として、「Xen」という仮想化技術を採用しており、アプリケーションごとにそれらを仮想化させることで、非常に高い匿名性を保っています

この技術により、もしウイルスに感染したとしても、その被害を一つのアプリケーション内に留めることができます

セキュアなOSの一つと言えるわけです

「Qubes OS」のシステム要件

「Qubes OS 3.x」のシステム要件は以下のようになっています(リンク)

これはボックスのタイトルです。
  • 64bit の Intel もしくは AMD のプロセッサー
  • RAM 4GB
  • 32GBのディスクスペース
  • レガシーブートモード

 

これはボックスのタイトルです。
  • SSDへのインストール
  • Intel IGP

etc…

VirtualBoxに「Qubes OS」をインストールする

今回はVirtualBoxに「Qubes OS」をインストールしていきたいと思います

「Qubes OS」の特性上、VirtualBoxで運用するのはおかしいのですが、今回はおためしということで進めていきます

VirtualBoxを入手

まずは、VirtualBoxをインストールします(すでにインストールされている場合はとばしてください)

自分の使用しているOSにあったものをインストールしてください

VirtualBoxのダウンロードリンク→こちら

今回はVirtualBox 5.2.12 + Extension Packを使用しています

「Qubes OS」のisoを入手

次に「Qubes OS」のisoをダウンロードします

「Qubes OS」のダウンロードリンク→こちら

Torrentを使ったほうが早く入手できるでしょう

今回は「Qubes OS 3.2」を使用しています

最新の「Qubes OS」のバージョンは4.0ですが、4.0ではうまく動作しなかったため、今回は3.2を選択しました

VirtualBoxに「Qubes OS」をインストールする

2つを入手できたら、いよいよVirtualBoxに「Qubes OS」をインストールします

VirtualBoxを起動して「新規」をクリック

「仮想マシンの作成」の項目を以下のように設定してください(「名前」は任意で構いません)

そうしたら「作成」をクリック

「仮想ハードディスクの作成」になるので、「ファイルサイズ」を適当に50GBくらい設定

ここの値は任意で構いませんが、少なすぎるとQubes OSがインストールできないので注意してください

ファイルサイズを指定したら「作成」をクリック

その後「設定」の項目を変更します

「システム」の「マザーボード」の「メインメモリー」を4096MB(4GB)以上に変更します

そして「EFIを有効化」にチェックを入れます

そうして、同じく「システム」の「プロセッサー数」を2もしくは4コアまで上げます(コア数が多いほど動作が軽快になります)

また、「PAE/NXを有効化」にチェックを入れます

その後「ストレージ」の空になっているところ(コントローラー:IDEの下)の光学ドライブに、さきほどダウンロードしたisoをセットして下の画像のようにします

isoはディスクマークをクリックすることでセットできます

これで起動するまでの準備は完了です

次はいよいよ起動していきます、起動をクリックしてください

上手く起動できると上の画像のような画面になります

ここでEnter を押すと起動準備画面になるのでしばらく待ってください

起動できたらインストール時に使用する言語を選択します

選択したら「Continue」をクリックしてください

そうすると、システムの「INSTALLATION DESTINATION」のところにマークがついていると思いますのでクリックして「Done」を押し、パスフレーズを設定してください

パスフレーズがうまく設定できたら上の画像のように「Begin Installation」がクリックできるようになっているのでクリックしてください

インストール画面に移ります

ここで先ほど同様「USER CREATION」にマークがついているかと思いますので、クリックしてユーザーを作成してください

「Done」を押したらインストールができるまで待ちます

インストールには結構時間がかかります

インストールが完了したら、「Reboot」ボタンをクリックして再起動してください

再起動してログインすれば、「Qubes OS」が立ち上がります

これでインストールは完了です、お疲れ様でした

「Qubes OS」のVirtualBoxへのインストール方法のまとめ

いかがだったでしょうか

今回は「Qubes OS」のVirtualBoxへのインストール方法を紹介させていただきました

仮想環境上に仮想環境をつくるOSを入れるというちょっと不思議な構造になってはいますが、おためししたい際にはありだと思います

「Qubes OS」は日本での知名度があまりないようなので、ぜひ広まって欲しいところです

それでは今回はこの辺りで