今回はペネトレーションテストなどで多く用いられる「Kali Linux」について、そのインストール手順と組み込まれているツールの使い方を紹介していきたいと思います
使い方次第では悪用できてしまうような優秀なツールが初めからインストールされており、運用には十分注意する必要があります
ですが、「Kali Linux」が有用なOSであることは間違いありません
情報セキュリティに興味があるなら、ぜひとも触っておきたいOSにはの一つだと思います
目次
「Kali Linux」とは
「Kali Linux」とは、DebianをベースとしたLinuxディストリビューションの一つです
「Kali Linux」は主にペネトレーションテストなどで用いられます
その特徴はなんと言っても組み込まれているツール・ソフトの充実度です
セキュリティ対策をする上で欠かせないツール・ソフトが初めから入っているので、テストをする際に重宝します
例えば、パスワードクラックを行う「John the Ripper」、無線LANペネトレーションテスト用ツールの「Aircrack-ng」、HTTPの脆弱性の診断を行う「Burp suite」などが採用されています
「Kali linux」をVirtualBoxにインストールする
必要なもの(VirtualBox・Kali Linux)をダウンロードする
今回は「Kali Linux」をVirtualBoxにインストールしていきたいと思います
VirtualBoxのダウンロード→こちら
自分のOSにあったものをダウンロードしてください
今回は「VirtualBox 5.2 + ExtentionPack」を使用しています
「Kali Linux」のovaのダウンロード→こちら
「Kali Linux VirtualBox Images」というタブのものをダウンロードしてください
今回は「Kali linux 2018.2」を使用しています
「Kali Linux」をVirtualBoxにインポートする
VirtualBoxを起動したら、「ファイル」から「仮想アプライアンスのインポート」を選択してください

「インポートしたい仮想アプライアンス」から先ほどダウンロードした「Kali Linux」のovaを選択します
CPUのコア数・RAMの容量は環境に応じて設定してください
また、念のため「すべてのネットワークカードのMACアドレスを再初期化」にチェックを入れておいてください
設定が終わったら「インポート」をクリックしてください
「Kali Linux」の起動
「Kali Linux」を起動する
インポートできたらさっそく「Kali Linux」を起動しましょう
「Kali Linux」を選択して起動ボタンをクリックしてください
ログイン画面になるので以下の情報をもとにログインします
Username:root
Password:toor

無事にログインできたでしょうか
ログインできたら「Kali Linux」の準備は完了です
お好きなように「Kali Linux」を使ってみてください
お疲れ様でした
「Kali Linux」内のツール・ソフトの使い方
「Kali Linux」に組み込まれているツール・ソフトの使い方についてはそれぞれ別記事にて紹介していきたいと思います
更新をお待ちください
「Kali linux」のインストール手順、ツールの使い方のまとめ
いかがだったでしょうか
今回は「Kali Linux」のインストール手順とツール・ソフトの使い方について紹介させていただきました
使い方を誤れば危険なことにもなり得ますが、間違えずに使うことができればとても重宝するOSです
ぜひこれを機に情報セキュリティについてもっと深く調べてみるといいと思います
それでは今回はこの辺りで