どうも
皆さんは『MR.ROBOT』というドラマを観たことがありますか?
この『MR.ROBOT』の劇中では「ハッキング」が多く用いられています
そんな劇中に登場するハッキングツールが集められたものが有志によってGitHubに公開されています
今回は『MR.ROBOT』を布教するためにも、それらのハッキングツールについてちょっと紹介したいと思います
目次
『MR.ROBOT』とは
『MR.ROBOT』とは、サイバーセキュリティ会社『オールセーフ(Allsafe Cybersecurity)』にてセキュリティ・エンジニアとして働いているエリオットが、ひょんなことからある大きな野望に関わっていくといったようなストーリーです
どれくらいがネタバレになるのかよく分からないのでこれくらいで控えておくことにします
興味を持った方はぜひ観てみてください、ゴールデングローブ賞の作品賞を受賞しただけあって、ストーリーは間違いなく面白いです
観たい方はAmazonのPrimeビデオで観ることができます
『fsociety Hacking Tools Pack』の使い方
ではfsociety Hacking Tools Packの使い方を見ていきましょう
ちょっと手こずるかもしれませんが、使い方によっては有用なツールばかりです
fsociety Hacking Tools Packとは?
そもそもfsociety Hacking Tools Packはどのようなものなのでしょうか
fsociety Hacking Tools Packにはいくつかの種類のツールがまとめて入っています
詳しく紹介すると、
- OSINTツール
- パスワードアタッカー
- 無線テスト用ツール
- 脆弱性検証ツール
- スニッフィング&スプーフィング用ツール
- Webハッキングツール
- ポストエクスプロイトツール
が入っています
これらはすべて、ハッキングに欠かせないものですが、悪用は厳禁です
あくまで自分の環境下でのペネトレーションテストなどに用いるようにしましょう
収録ツールについては→こちら
fsociety Hacking Tools Packの導入
ではさっそくfsociety Hacking Tools Packを導入していきましょう
今回はVirtualBoxにインポートされているKali Linuxを使用していきます
基本的にLinuxであれば、同様の手順でできると思います
もし同じ環境でやりたい場合には、こちらの記事を参考にKali Linuxを導入しておいてください
まずはKali Linuxのターミナルを開き「cd /opt」で移動します
その後「git clone https://github.com/Manisso/fsociety.git」でファイルをローカルにクローンしてきます
クローンが終わったら「cd fsociety」で移動します
そして「chmod +x install.sh」で権限を変更します

そして「./install.sh」を実行すると、このようにfsociety installerが立ち上がります

「Tool installed successfully」と表示されればインストール成功です
「cd」で移動します
fsociety Hacking Tools Packの起動
いよいよツールを使ってみましょう
「fsociety」と入力してエンターキーを押します
注意をよく読んで、イエスなら「y」と答えましょう
fsociety Hacking Tools Packが立ち上がります

試しに使ってみる
今回は試しに「Information Gathering」の一つである「Host To IP」を使ってみましょう
fsociety Hacking Tools Packを立ち上げたら、「1」→「3」と移動していってください
入力を求められますので、好きなドメインを入力してみてください
するとIPアドレスが表示されるはずです
これがそのドメインのIPアドレスになります

あとは各自調べてみて各自法を遵守して自由に使ってください
要望等ありましたら、他のツールの使い方も追加するかもしれません
fsociety Hacking Tools Pack まとめ
いかがだったでしょうか
無料で、しかもこんなに強力なツールばかり集めるとは、なかなか凄腕の有志だと思います
これを使うのは自由ですが、くれぐれも自己責任でお願いします
これを機にセキュリティに興味を持ってみるのもいいかもしれませんね
それでは今回はこの辺りで